AI先生を活用した個別最適な学び
実践者:新井健吾 (京都市立西京高等学校附属中学校)
実践の概要
前時の授業で生徒が残した手書きの記録を用いて、数学の授業の導入を行いました。またGeogebraなどを組み合わせて、生徒に自由な学習の選択肢を与えた上で円周角の理解を促しました。授業後半の問題演習では、教育用AIチャットボット「AI先生」を用い、AI先生の性質を活かした導入を経て、個別に生徒の演習をサポートできる環境を展開しました。
実践の流れ・授業展開
前時の授業〜導入生徒:前時の授業でBookRollの手書きメモ機能を使って問題に解答
教員:事前に授業で取り上げる生徒を手書き内容から選び、導入を効率的に行う
前時の授業〜導入
生徒:前時の授業でBookRollの手書きメモ機能を使って問題に解答
教員:事前に授業で取り上げる生徒を手書き内容から選び、導入を効率的に行う
授業中
教員:Geogebra, ロイロノート, 紙面などさまざまな組み合わせの学習方法を提案しながら、BookRoll上の教材で自主的な発見を促す
生徒: BookRoll・Geogebraを2画面で行き来する(例)
教員:AI先生が生徒の質問に対して直接答えを出力しないという機能の性質を、問題演習のつかみに利用する
生徒:AI先生を鵜呑みにするのではなく、AI先生の応答をきっかけに生徒がさらに議論を発展させ、多角的な視点を用いた議論をする

授業中の様子
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