数Sマンデーのデジタル化とその記録
実践者:松永緋花里 (京都市立西京高等学校附属中学校)
実践の概要
理解度を測る単元テストや定期考査では、課題が見つかっても対応が後手になり難しくなります。一方で、ノート点検や日々の小テストは生徒・教師ともに負担が大きい割に効果が低く。そこで、授業で行った範囲の宿題を問題集(STEP演習)から指定し生徒は日々家で復習を行います。1週間分の範囲の小テストを月曜日の朝に7分間で取り組み、3分間で隣同士による相互採点を行い、自身の理解度を確認する取組を行っています。
実践の流れ・授業展開
・教員は事前に小テストPDFをBookRollにアップロード・生徒は開始の合図で BookRollのファイルを開き,手書きメモ機能を使って解答
・相互採点した結果をGOALシステムに入力
・過去のテストの平均点や自身の結果の振り返り

小テスト(数S マンデー)の実施の様子
実践におけるツール活用のポイント・効果
紙で実施していた当時は、印刷・配布・回収し点数を転記し返却し保管させていました。これをタブレ ット内で完結できるようにしたことで、かなりの業務削減ができました。生徒にとっても GOAL システムを活用することで自身の推移が見える化しているので、テスト前の焦点化した振り返りができるようになりました。
実践者・記録者から
GOAL システムには、データを入力・分析するだけでなく、計画を立てたり振り返りを行ったりすることで自己主導スキルを点数化することができますが、まだ十分な活用に至っていません。