配信教材の活用状況の分析(ログパレ):テストセットメーカーの事例
実践者:宮部剛 (京都市立西京高等学校附属中学校)
実践の概要
テストセットメーカーは、生徒がAI 推薦機能を活用することで現れるツールです。テスト対策に、自分で設定した条件を基にして、AI 先生がテスト予想問題を作成してくれます。日常の学習(積み重ね)とテストをつなげる「テスト直前の振り返り」の具体的な勉強方法としての一つの提案です。
実践の流れ・授業展開
生徒自身に自らの目的にしたがって以下の4つコース①みんなが苦戦した難しい問題
②みんながケアレスミスしやすい問題
③あなたの苦手な問題
④あなたがまだ解いていない問題(やさしい問題を中心に)
と制限時間を設定してもらう。
↓
自身のデータと仲間のデータを基に、条件に合ったオリジナルの予想問題が作成される。

実践の流れ
実践におけるツール活用のポイント・効果
問題を選ぶ基準を生徒自身が設定しているので、予想問題の提案が受け入れやすかったです。普段の操作によって蓄積された自分のデータが活用されていることが実感できるツールでした。
実践者・記録者から
教師がテスト問題を作る手間を省くために開発を依頼しました。
テスト直前に自身の理解度を確かめる手立てとして有効だと生徒からは評価が高かったです。
テスト直前に自身の理解度を確かめる手立てとして有効だと生徒からは評価が高かったです。