配信教材の活用状況の分析、長期休業中の課題におけるモチベーションの維持(ログパレ)
実践の概要
長期休業中の課題は、教師にとっては生徒が「いつ」「どの程度」取り組んでいるのかわかりづらく、また生徒にとっても一人で取り組んでいると他者の様子が把握しにくいといったことがあります。
実践の流れ・授業展開
1. 長期休業中の課題は、1ページ1問を原則としてBookRollに登録しておく。2. クイズ機能に正誤の様子を答えるよう事前に指示を出しておく。
3. Bookrollで課題を解く。
4. ログパレで進捗状況や正答率を確認し、自らの学びに反映させる。

長期休業中の課題の工夫
実践におけるツール活用のポイント・効果
自己管理がうまくできない生徒やモチベーションを維持しにくい生徒にとって、今までも中長期的な自学自習(例>長期休業の課題)は、取り組みにくい課題でした。紙をデジタルに変えただけでは改善されない点です。デジタルだからこそできるアプローチがあります。今回使用したコンテンツでは、クラスメイトの進捗状況が日に日に変化している様子を見ることができ、自分のペースと比較できます。また、個々が3択で理解度を答えているので、自分の理解度とクラス全体の理解度を比較し、学びを振り返ったり深めたりすることに役立ちます。
冬休み課題進捗チェック
実践者・記録者から
コースの仲間の様子がリアルタイムに確認できることが、生徒からとても高く評価されました。